精油の作用を検証する上で、それを入れる素材の問題は非常に重要です。アロマシールに使用する素材(不織布やpe、petなど)も数十種類の中から選定されています。
もちろん製造方法も熟慮してますが、素材自体が間違っていれば問題外。同じ不織布でも多くの種類がありますし、peやPETでもグレードがあり大変です。
特に樹脂(peやpet)関係は香料に弱く対応できる樹脂グレードを見つけるのが非常に困難です。すでに1年くらい実験してます。
画像は、常温で放置していたら(約2ヶ月)量が半減したものです。樹脂の穴から少しずつ揮発しています。こちらはpeですがPETでも同じことが発生しました。この問題は、目薬容器でよく問題になりますね(中身が濃縮されてしまう!古い目薬は使わないで)目薬や溶剤よりも素材に対しては樹脂は激しい劣化を示します。